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「ながら航行」は危険!【海保】第六管区(中国~瀬戸内) 安全通信8月号を公開 
2019年07月30日 (火) 13:30

第六管区海上保安部が海難防止を目的としたリーフレット「六管区の安全通信」(8月号)を作成し、公開しました。 今回は“「ながら航行」は危険!スマホより、見張りが大事!”です。 以下、実際にあった事故例をご紹介します。

事故例①…「ながらスマホ」で死亡事故
貨物船と石材運搬船が衝突。衝突直前、貨物船長が「ながらスマホ」をしていたことが判明。 そのため、前方の石材運搬船に気付くのが遅れ衝突。

事故例②…「ながら携帯」で負傷事故
遊漁船が航行中、航路標識(灯浮標)に衝突。衝突時、遊漁船船長は携帯の操作に集中し、前方の見張りを行っていなかったことが判明。 衝突するまで航路標識に接近していることに気付かなかった。

どちらも、スマホや携帯に気をとられ、周囲の見張りや、危険の回避を怠ってしまったことにより招いた事故です。 船の航行中に限らず、歩いている時、自転車・自動車を走行時のスマホや携帯は、注意力が散漫になり危険です。 被害者・加害者にならないためにも、「ながら〇〇」の危険性を今一度、再認識していただけると嬉しいです。

「見張りの徹底と早期避航」

毎回同じ文言になってしまいますが、『見張りの徹底』『早期避航』の実践をお願い致します。

情報元:第六管区海上保安本部

(編集部:小田)