近年人気の、ジェットでけん引する遊具“トーイングチューブ”。
免許を持っていない人や子供たちも一緒にマリンレジャーを楽しめる魅力的な遊具ですが、その人気に伴い、事故も急増しています。
『運輸安全委員会(JTSB)』では、事故の事例や統計をまとめ、注意喚起を行っています。
事故の事例をいくつかピックアップしました。
~ トーイングチューブの事故事例 ~
●走行中に筏を避けて旋回する際、遠心力によってトーイングが横滑りし、搭乗者が筏の上に投げ出されて負傷
●搭乗者を驚かそうとスピードを上げて波を越えたところ、落水して衝撃で死亡
●搭乗者に水しぶきをかけるため、ジェットを旋回させてトーイングに接近した結果、衝突して子供を含む複数人が死傷
また、3人乗りのジェットの最後尾は落水しやすく、落水時にジェット噴流を受けて内臓を損傷し、死傷する事故も多く発生しています。
【船舶事故分析集 楽しいレジャーに潜む事故!】では、事故の発生状況や、事故を防ぐためのポイントが詳しく紹介されています。
また、無免許運転や飲酒運転による事故も後を絶ちませんが、言うまでもなく大変危険です!以下の点に気を付け、これからのレジャーシーズンを是非安全に楽しんでください。
情報元:運輸安全委員会(JTSB)
(編集部:長江)