スズキ株式会社は、1月23日から31日までドイツで開催された『第47回デュッセルドルフ国際ボートショー』で、新型船外機『DF4A/5A/6A』を発表しました。
写真は『DF6A』
新型船外機『DF4A/5A/6A』は、小型ボートに搭載する4・5・6馬力の4ストローク・ポータブル船外機『DF4/5/6』を全面改良し、小型・軽量化しています。
エンジン排気量(138cm³)はそのまま、各部品を小型化し1.5kgの軽量化を実現しました。ロアカバーと一体化した持ち運び用ハンドルは持ちやすい形状で、持手を前方に追加することで可搬性も向上しています。
内蔵式の燃料タンクを船外機上部に置き、エンジンオイルの循環経路を変更したことにより、移動や保管時に上・右・左の3方向に寝かせても燃料やオイルが漏れない構造になりました。
燃料タンクがキャブレターの上にあるため、給油後にすぐ燃焼供給されることで長期間の保管をしても始動可能となり、ポータブル船外機としての使い勝手が向上しました。
『DF6A』は2016年2月から、『DF5A』、『DF4A』はその後順次生産し、欧州、日本を含む全世界で販売していくと発表しました。
情報元:スズキ株式会社
(文:スタッフ なぎ)